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あとがきです。ようやくココまで辿り着いた、って気が……、実はあんまりしていません。物語はまだ始まったばかり、主人公である斎と珱にとっても、……アタシにとっても。
オニキスを初めて書いてから、3ヶ月が経ちました。
ほんの偶然からオリジナルBL小説サイト、なんてものがあることを知ったのが9月を半分ほど過ぎた頃。面白そうだな、アタシもやってみたいな、とふと思いついて即行動。十数年前に同人誌を制作したことはあるものの、元々絵描きで、文章なんてほとんど書いたこともないまま、別の話を書き始めて。
もちろん初めて書くわけですからすらりすらりといくワケはなく、元の話がにっちもさっちもいかなくなってやむなく方向転換をするときに、ポンッと飛び出した番外がこの『onyx』だったのです。だからそうとう長い間、『onyx』の前には"〜番外編"という文字がついて回っておりました_笑。
本編を少し進めたころ『卒業前夜』の第一稿を書き上げ(それは一番肝心な部分が丸ごとすっぽり抜け落ちた、それはもう不完全極まりない代物でした)、友人にもう一本のオニキス番外と共に送りつけてキャラデザを迫ったのは、たしか10月に入ってすぐのころだったと思います。
オニキスの冒頭の辺りなど、読み返すたびに顔から火が出る、というのを身を持って体験できるほど稚拙で散らばった文章で(今もそうですが)、サイトにアップした今もあそこを直したい、ここはもっと別の表現があるはずという後悔があとを絶ちません。
話し言葉に拘りすぎて分かりにくい文章になっていたり、ラスト辺りは雰囲気に流されて気持ちが先走りしているのがモロに出ていて……それでもどうしようもなく愛情と愛着を感じる、これまたひとつの真実です。
思えばいっちゃんと珱さんは随分と成長したものだと、自分で言うのも何ですが結構感慨深いものを覚えます。 アタシの中でふたりはすでに24,5才まで成長していて、未だにこちらが照れてしまうほどラブラブです。
そんなふうに少しずつ彼らも、アタシの文章も、成長していけたらいいなと、そう願って止みません。願わくはここまで読んでくださった皆様が、それを気長に待っていて下さいますように。
またいつかふと思い出したときに、本当に成長しているか見に来て下さると嬉しいです。メールでご感想やお便りなどいただけるととっても励みになりますので、少しは成長が早くなるかも知れません。とりあえず、更新は早くなるような気がする_笑。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
24,12,2001,Monday 桐原カイ
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